人はサツマイモだけで生きていける?-ほぼ完ぺきな栄養成分

鹿児島では「昔は食べ物がなく、カライモ(サツマイモ)ばかり食べていた。」と、よく聞く。
「もう、芋は食べたくない。」とも。
そのさつまいも、実は薩摩の人に大変貢献していたようです。

NHK放送の「偉人たちの健康診断」から・・・。

江戸時代、大飢饉により死者が240万人もでたころ、なんと薩摩藩では人口増加が右肩上がりで続いたそうです。
そのわけは、さつま芋を食べていたから。

 このさつま芋は、ほぼ完ぺきにすべての栄養成分を含んでいて、
例えば、350Gのさつまいもには、サラダ6皿分のビタミンとミネラルと御飯2杯分の炭水化物に匹敵する栄養があり、
さつまいも1本には、人が生きていくために必要な栄養のたんぱく質、脂質のほかに
炭水化物は1.3倍、ミネラルは3倍、ビタミンは10倍も含んでいるとか。
 サツマイモだけで成人は一生、生きていけるそうです。

「もう、食べたくない。」芋はどんどん品種改良され、今は美味しいサツマイモがいろいろ出ていますね。
同じ品種のさつまいもでも、栽培のやり方で味もまったく変わります。
 まずは、自分が好きなさつま芋を探してみることでしょう。

私の毎日でも食べたいサツマイモは・・・「感動さつまいも」。
シーズン中は毎日食後に家内と切り分けて少しずつ食べています。